去る 06/23 の夜、我が家のインターネット接続 (FTTH) が突然切断されてしまった。ISP からレンタルしている最前線のルーターが ONU 経由でグローバル IP アドレスを取得できず、(電源を入れ直して) 再起動しても LAN ケーブルを換えてもダメで、どうにもならない。ONU の状態を示す LED は正常なので、ルーターが壊れた可能性があるが、ONU に何らかの不具合が生じ、回線異常を検出できていないのかもしれない。
翌日 ISP のサポート・センターに電話し、
Q. 「お使いのパソコンは Windows ですか? バージョンは何ですか?」
A. 「Windows 7 です」
Q. 「パソコンは 1台だけですか?」
A. 「はい」
Q. 「無線 LAN はお使いですか?」
A. 「使ってません」
Q. 「他に周辺機器はありますか?」
A. 「ありません」
とオペレーターが繰り出すお決まりの質問にテキトーに答えて、調査してもらう。ここで 「物理マシンは ○台ですが、常時稼動の仮想マシンを入れると計 ○台で、OS はいろいろ混在してます」 「ルーターは 2台で、自宅内 LAN は 2つのサブネットで構成されてます。ルーティングに問題はなく、LAN 内 DNS も正常です」 「レンタル・ルーターの無線 LAN は無効ですが、最も内側のネットワーク内に無線 LAN アクセス・ポイントを設置してます」 「家庭内セキュリティ・ポリシーで WEP は禁止なので、Nintendo DS Lite で無線 LAN が使えないと妻に文句を言われます」 等と説明しても無益だし、今回の障害とは絶対に関係ない。
しかし ISP では原因を特定できず、回線業者のサポートに回されることに。
それまで普通に接続していたのが唐突に切れると言う現象に甦ったのは、10年近く前に起こった悪夢の記憶だ。当時 ADSL を契約していた某 ISP で突然インターネットが使えなくなり、ADSL モデムを交換しても復旧せず、「ひょっとすると送った代替品がブッ壊れてたかも」 と 2度目のモデム交換でもダメ。この時点で既に障害発生から 10日ほど経過していたが、「詳細に調査するので時間をください」 と言われ、2週間以上過ぎてようやく帰って来た報告は、「やっぱり原因不明でした」。これにブチ切れて契約を解除し、別の ISP で契約し直し等々、結局 1ヵ月以上にわたってインターネットが使えなくなった惨事を、まさか今回も繰り返すことになるのかと背筋が寒くなったが、障害発生から約 23時間後の 24日夜、発生時と同様、唐突に回復した。
Web サイト上に障害情報としても公表されておらず、ISP も回線業者も僕の地域の該当時間帯に障害はないと言うことなので、明らかに我が家だけの問題だったはず。回線業者とのやり取りの中で 「誰かと間違えて回線を止められた、なんてことはありませんか?」 と質問すると言下に否定されたが、機器に異常はなさそうだし、どうせそんなところだと思うんだが・・・。
とりあえず今回は、Advanced/W-ZERO3 [es] 経由 (=理論値 Max 204kbps のダイヤルアップ接続) でインターネットに接続したノート PC をゲートウェイにして LAN 内のマシン数台が外界と通信するのは速度的に無理があることが、よくわかった。