昨年からプロジェクトの周辺でいろいろと揉めていた OpenOffice.org (以下 OOo)が、先日米 Oracle 社の手を離れると先日発表された。OOo は「Oracle にキン○マを握られた」オープンソース製品の一つだったので、これで突然息の根を止められる恐怖から開放されると思ったのも束の間、残念ながら「オープンソースのオフィス・スイート」の時流は、既に LibreOffice に移ってしまったか、移りつつあるように見える。
幸か不幸か、細かい差異を気にするほどヘヴィな OOo ユーザーではないので、プロジェクトが続くことに感謝しつつ、(オフィス・スイートの乗り換えそのものについては) 軽い気持ちで移行してみた。
尚、これまでの OOo と同様の境遇にあるメジャーな製品と言えば MySQL だが、こちらは Oracle 社内でも DB 製品の用途に応じて棲み分けがされているようで、とりあえず(今のところは)大丈夫そうに見える。VirtualBox は・・・、まァ一応便利に活用させてもらってはいるとは言え依存度は高くないので、それほど心配はしていない。
それより何より、現時点で懸念されるのは CentOS が今後どうなるかだが、これについてはまたいずれ別のエントリーで。