OS が準備できたら、VMware Server 1.0 のインストールだ。この物理サーバーは主に次の機能を持たせる計画だったので、不要なものはあまりインストールしないようにしておく。

  1. VMware Server ホスト
  2. ファイルサーバー (Samba, NFS)
  3. DNS サーバー
  4. VPN サーバー

Linux 版の VMware Server は RPM と tar.gz が用意されているが、tar.gz と言ってもオープンソースソフトウェアではないので、改変可能なソースコードが配布されているわけではない。単にインストーラーが RPM で走るか、Perl スクリプトを手動で叩くか程度の違いしかないと思うので、何となく tar.gz を使うことにした。こういうときは「特定のディストリビューションに依存しない知識を身に付けるため」と言った感じの大義名分を掲げてみると、理に適った行動を取っているような気分を味わえる可能性がある。

tar.gz 版でもインストールは簡単で、手順は次の通り。当時はまだ存在していなかった VMware Server 2.0 については、ここでは触れない。

# tar xvfz VMware-server-1.0.*.tar.gz ← VMware Server のアーカイブを展開
# cd vmware-server-distrib-1.0.*/ ← ディレクトリを移動
# ./vmware-install.pl ← インストーラーを実行。全てデフォルト回答で OK
# cd ../ ← 一つ上の階層に戻る
# tar xvfz VMware-mui-1.0.*.tar.gz ← VMware Management Interface のアーカイブを展開
# cd vmware-mui-distrib-1.0.*/ ← ディレクトリを移動
# ./vmware-install.pl ← インストーラーを実行。全てデフォルト回答で OK

VMware Server のインストール中に、デフォルトのゲスト OS 置き場や、シリアルナンバーの入力を促される。シリアルナンバー以外は、特に変更の必要がなければ、インストーラーの提案どおりで OK。

RPM 版の場合は、他のパッケージ同様に rpm -ivh VMware-server-1.0.*.rpm とするだけだ。

尚、僕の環境では、VMware Server が使用するデフォルトの TCP/902 ポートが TCP/904 に変更された。別に TCP/902 は使ってないと思うが、他でも Linux の場合は TCP/904 に変更されるケースがあるようだ。同様にインストールは "VMware-server-installer-1.0.*.exe" を実行するだけの Windows 版では、ポート番号が変更されたことはない。ポート番号が変更された VMware Server に VMware Server Console で接続する際は、"ホスト名:904" と指定する必要があるので注意。

VMware Management Interface は、ブラウザー越しに VMware Server を操作するためのプログラムで、VMware Server 専用にカスタマイズされた Apache 1.3.* と言ったところか。個人的には VMware Server Console をメインに使うのであまり出番はないが、いざと言うときにあると便利かもしれないし、どう言うものなのか理解するためにも、一応インストールしておく。VMware Management Interface が使うデフォルトポートは、TCP/8333 だ。

一方、VMware Server にアクセスする PC で必要なのは VMware Server Console だけだ。"Mware-server-win32-client-1.0.*.zip" に含まれる "VMware-console-1.0.*.exe" でインストールできるが、僕の場合は単純に Windows 上でも仮想化環境が使えた方が便利なのと、「ナンチャッテ VMotion」と勝手に命名した管理手法(別のエントリーで紹介予定)に必要なので、普段使用する Windows クライアントにも VMware Server を普通にインストールした。

VMware Server のインストールが正常に終了していれば、自動的に VMware Server を起動するので、動作を確認して VMware Server Console 等でアクセスしてみる。

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