以前のエントリーに書いた eyeOS を遠隔地とのファイル共有に使うプランは、意外と現実的かもしれない。eyeOS を始め、よくできた Web OS は、見た目が通常のデスクトップに近い。この点が仇となって、ついブラウザーの中であることを忘れてダブルクリックしてしまうオペレーション・ミスを誘発しがちだが、これは "System preferences" の "Desktop" → "Settings" タブにある "Use doubleclicks" を ON にすることで回避できる。ただし僕の環境では、一般ユーザーではこのオプションが機能したが、管理ユーザー "root" では有効にならなかった。

ユーザー用ディレクトリは eyeOS インストール・ディレクトリ直下の "eyeOSxxxxxxxxxx/users"
("xxxxxxxxxx" はランダムな文字列) ディレクトリ以下に作成される。例えばユーザー "testuser" であれば、そのユーザー用ディレクトリは、"/path/to/eyeos/eyeOSxxxxxxxxxx/users/txx/testuser" ("txx" はユーザー名の頭文字+ランダムな文字列) になる。そのユーザー用ディレクトリ以下の "files" ディレクトリにユーザーが作成したディレクトリ/ファイルが保存されるので、find コマンドを駆使することで、一定期間経過/放置されたファイルを削除/移動等の処置が取れる。

その際注意すべきなのが、ファイルの構成だ。Mac OS の HFS/HFS+ 等でファイルがデータフォークとリソースフォークで構成されるように、eyeOS で上で作成したファイルは、拡張子 *.eyeFile のファイルの実体と、拡張子 *.eyeInfo のファイル情報を記録した XML ファイルでセットになっている。これらはどちらが欠けても eyeOS 上ではファイルとして正しく扱えなくなるため、eyeOS を経由せずにシェル上でファイルを操作する場合は、この点を意識しておく必要がある。

参考までに、ファイル情報を管理する *.eyeInfo の構造を以下に載せておく。まァ「ファイル情報」と言っても大したことは書いてないので、意図せず *.eyeInfo だけが失われてしまった場合は、手作業で作成し直しても問題ないだろう。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<eyeFile>
        <filename>hoge.jpg</filename>
        <author>testuser</author>
        <created>1245859164</created> ← UNIX 時刻
        <creationapp></creationapp>
</eyeFile>

尚、eyeOS 1.8.6.1 がリリースされていたので入手しようとしたが、本エントリー執筆時は 404 エラーでダウンロードできなかった。

One Response to this entry.

  • Natz:

    07/23 17:57 現在、eyeOS 1.8.6.1 のダウンロードに成功。エントリー執筆時の不具合は、一時的なものだったようだ。