各所で話題 (問題) になっている、Advanced/W-ZERO3 [es] の本体底部のコネクターカバーが経年劣化で膨らむ現象は、購入から 1年半以上が経過した僕の Ad[es] にも、数ヶ月前から発生している。当初はカバーの爪をカッターナイフで微妙に削りながら調整していたが、最近はこの手法ではどうにもならないほど症状が悪化して卓上ホルダーから浮き上がってしまい、充電に著しい支障を来たしていた。


卓上ホルダーにセットすると少し後ろに傾く Ad[es] を垂直に立てると、鉛直方向に働く自重がゴムの膨らみを押し潰して、一応充電できる (上から押さないとダメなときもある)。某イベントでもらって来た Thunderbird のバッジがこの角度調整にちょうどいいサイズだったが、快適とは言い難い状態だった。

しかし先日のエントリーに書いた WMWifiRouter の導入で、USB ケーブルによる給電の頻度が上がった。コネクターカバーの症状が更に悪化するのは明らかだったので、思い切って充電コネクター側を切断してしまった。イヤフォンはほとんど使わないので、イヤフォン側はとりあえず現状維持 (内側の爪は、随分前に削ってある)。

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術後の様子

コネクターカバーを交換する手もあるが Ad[es] を修理に出すことになるし、こういう作りになっている以上、交換したところで根本的な解決にはならないだろう。多少見た目は悪くなったものの、使い勝手は格段に上がって気分的にもスッキリした。できればゲーム機等でよく見るような、別売りのコネクターカバーがあるといいんだが・・・。

ちなみに、僕が設計事務所時代から長年愛用するカッターナイフは、NT カッター A-300GR だ。質感がよく、適度に重量があるため、手にした際のバランスが絶妙の逸品。キラリと鋭い 30° の替刃
を装着すれば、建築模型の制作はもちろん様々な工作で大活躍間違いなし。

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