VMware Server 2.0.2 が (ついでに 1.0.10 も) 10/26 にリリースされた。2.0.2 のリリースノートによると、約 7か月ぶりのメンテナンス・リリースと言うことで、何箇所か (※10/29追記:4項目のみ) 修正されているようだ。僕の環境では、Linux 版の VMware Infrastructure Web Access が突然落ちると言うなかなか頭に来る現象がたまに発生していたので、解消されるといいんだが・・・。
いつものように (何となく) RPM ではなく tar.gz を展開して、インストール・スクリプト vmware-install.pl を実行する。Linux 版の 2.0.x はアーキテクチャーが分かれているので、間違えないように注意。
この際 2.0.1 以前のバージョンが既にインストールされていると、古い関連カーネル・モジュールを削除するように指示される。/usr/bin/vmware-uninstall.pl を実行せずに上書きインストールする場合は、/lib/modules/<KERNEL_VERSION>/misc/ にある以下のファイルを手動で削除し、改めて vmware-intall.pl を実行する。これはアップグレードに限らず、同じカーネルの上で同じバージョンを再インストールする際も同様。
- vmci.ko
- vmci.o
- vmmon.ko
- vmmon.o
- vmnet.ko
- vmnet.o
一応 2.0.2 は以前のシリアル・ナンバーでもそのまま動くようだが、バイナリのダウンロード前にシリアル・ナンバー再発行の手続きがあるので、/usr/bin/vmware-config.pl の最後で入力し直した方がよさそうだ。
該当仮想マシンの VMware Tools も更新せねば。
Release Notes をざっと見て「結構修正されたな」と思っていたが、よく見たら "Known Issues" で、"Resolved Issues" は 4項目しかなかった。7か月も経過してる割には、ほとんど解決されてないような・・・。
CentOS 5.4 で VMware Server 2.0.x を使う場合は、glibc のバージョンに注意。