昨年 7月に Eclipse 3.5 for PHP Developers を試して PHPEclipse との違いに戸惑って以来、PHP 開発環境としての Eclipse は 3.3 + PHPEclipse 1.2.1 を使い続けて来たが、何となく漂うマンネリ感を打破するため、開発環境を Eclipse 3.5 + PHPEclipse 1.2.3 に移行してみた。前回の失望から for PHP Developers、と言うか PDT は使う気になれないが、愛用する PHPEclipse の最新版 1.2.3 も Eclipse 3.5 に対応していることだし、移行を阻む要因は仕事が切迫していること以外にはない。しかし忙しいときに限って余計なことをやりたくなるのは、生来の傾向性か (当サイトの更新も同様)。

用途別に様々なパッケージが用意されている Eclipse は、IDE for Java EE Developers をダウンロード。PHPEclipse も公式サイトから入手し、インストールする。

ところがインストール直後の状態で Eclipse 3.5 を起動すると、起動オプションが列挙されたダイアログが表示され、途中で止まってしまう。前回も遭遇して面喰らったこの挙動は eclipse.ini で 2行の記述を削除すると回避できるが、何せ 7か月前のことで、すっかり忘れていた。インストール直後のデフォルト状態でこのダイアログを見せて起動を阻むことに、どう言う意図があるんだろうか?

-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.0.201.R35x_v20090715.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_1.0.200.v20090519
-product
org.eclipse.epp.package.jee.product
-showsplash ← 削除
org.eclipse.platform ← 削除
--launcher.XXMaxPermSize ← 重複
256M ← 重複
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.5
-Xms40m
-Xmx512m

ついでに同じオプションが 2回指定されていて (上記の「重複」行) 無意味そうなので、片方を削除した。

ちなみに Eclipse 3.3 の eclipse.ini は、以下の通り。今まで eclipse.ini の内容を意識したことは特になかったが、今回 3.5 で削除しないと起動しなかった -showsplash オプションが指定されている。

-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
-vmargs
-Xms40m
-Xmx256m

とりあえず開発環境は新しくなったが、Eclipse 自体が派手に変わったわけでもないし、やっていることは全く同じなので、結局大して気分転換にはなっていない気がする。さて、現実逃避はこれくらいにしておくか。

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