我が家の VMware ESXi 4.0 で構築した仮想化環境は、ネットワークの冗長化は考慮しておらず、ESXi が稼働する Dell PowerEdge 830 の NIC はオンボードの 1枚 (?) だけだった。しかし普段利用するネットワークとは完全に分離されたテスト用ネットワークが作れると何かと都合がいいので、NIC を追加することにした。
この手の PC パーツのいいところは、増設作業を密かに行えば、「また余計なモノ買って!」 と妻に非難される恐れが少ないことだ。ケースの中に納めてしまえば存在が発覚することはまずないし、仮に 1本増えた LAN ケーブルに気付かれたとしても、最初から 2本だったと言い張ればいい。
さて肝心の NIC 選びだが、 ESX/ESXi シリーズはハードウェア、特に NIC の好き嫌いが激しいことに関しては定評がある。自宅に転がっていたカニのマークの NIC は残念ながら使えないので、ESXi で動作報告のある安価な Intel 製 NIC と言うことで、Intel PRO/1000 GT Desktop Adapter (PWLA8391GT) にした。
届いた PWLA8391GT を増設してみると、ESXi は vmnic1 としてあっさり認識してくれた。さすが Intel 製。これで裏 LAN を作るもよし、冗長化するもよし、幅が広がった。
「裏 LAN」 新設