妻のマシンを Windows 7 化して (グラフィックス・カードは Aero が使えず、オンボードのオーディオは存在自体が認識されず、それぞれ必要最低限クラスのグラフィックス・カードとサウンド・カードを買ったりして少々手間取った) アレコレいじっていた先日、Windows 7 RC の強制シャットダウン措置が始まる 03/01 を過ぎていることに気が付いた。そこで 「どうシャットダウンされるのか、ひとつ体験してみるか」 と、VirtualBox 上の仮想マシン (以下 VM) の Windows 7 RC を久々に起動した。

面食らったのは、ログオン後間もなく表示された 「あなたはソフトウェア偽造の被害者かもしれません」 と言う、オブラートに包まれたメッセージ。行間を読むなら、さしずめ 「この海賊版野郎が!」 と言ったところか。確か有効期限は 5月いっぱいまでで、3月からは 「いい加減、製品版を買うように」 と移行を促す期間だと理解していたので、この段階でこう罵倒されるのは違和感を覚える。

20100307a_1.jpg
いきなり海賊版呼ばわり

しばらく放置すると 「Windows を使い続けるには、ファイルをバックアップして製品版をインストールし直せ」 と言う旨のメッセージが表示され、さらに放置すると、VM がシャットダウンされた。問答無用で唐突にシャットダウンではなく事前にメッセージを表示して警告してくれるのは、冷徹になり切れていないのか。

いずれにせよ、6月以降に起動するとどうなるのかは興味の尽きないところなので、RC の VM はもうしばらく生かしておくとしよう (壁紙が黒一色になって、定期的にいろいろメッセージが表示されるとのこと)。

最後に一つ、古い PC に Windows 7 をインストールして音が鳴らずに困っている方向けの情報提供。「とりあえず鳴りゃいいんだよ」 と特にこだわらないのであれば、Creative の PCI サウンド・カード Sound Blaster 5.1 VX PCI SB-5.1-VX が安くて入手しやすい (本エントリー執筆現在)。Windows Update からダウンロードできるドライバー "Creative - Other hardware - SB 5.1 VX" で動く。

Comments are closed.