Movable Type (以下 MT) 及び Movable Type Open Source (以下 MTOS) で 5.x がリリースされて既に数か月が経過した先日、4.26 のまま放置されていた自宅サーバーの MTOS を、今さらながら 4.34 (英語版) にアップグレードした。同じ 4.x 系なのでかつての手法がそのまま使え、DB のバージョンは 4.0077 に更新。我が家の環境で利用している数少ないプラグインも、問題はなかった。旧安定版はここから入手可能。
ログインしてまず気付くのが、エントリー編集画面の右側に "Content Recommendations" なる領域が追加されていること。この機能を提供するプラグインの Zemanta が MT/MTOS に同梱されたのは 4.32 かららしく、本文を自動的に読んで各種リンクを提案してくれる機能はなかなか面白い。・・・と思ったのも束の間、普段 MTOS の管理画面へは SSL 経由でアクセスしているので、Zemanta が非 SSL な通信をする度にブラウザーの警告ウィンドウが表示されて、鬱陶しいことこの上ない。せっかくの新機能なのに残念だが、無効にさせてもらう。
さて MTOS を最新の 5.01 ではなく 4.34 にしたのは、いい加減アップグレードしたいと思いつつ、日頃から噴出する 「そんなにあれもこれも一度に覚えられるか!」 と言う不満のバランスを取ったことによる。特に最近は普段の業務と並行して、Web サイト / Web アプリケーション開発のフレームワークとして 2つの CMS ツールの習熟度を上げるタスクで手一杯なもので・・・。